ペットの遺骨は自宅で供養。ペットといつまでも一緒にいられる方法

愛犬、愛猫、愛鳥……。家族の一員として長らく触れ合っていく「ペット」。ペットが亡くなってしまったときはお墓に入れて、安らかに弔ってあげましょう。今回オススメするのは、自宅供養です。愛するペットと自宅供養でいつまでも一緒に過ごしてみてはいかがでしょうか。
ここではペットの遺骨を自宅で供養する方法や、おすすめの自宅供養についてご紹介していきます。別れは突然やってくるものなので、しっかり知っておきましょう。
ペットをいつも一緒に感じられるのが自宅供養
愛する方にとっては家族同然のペット。亡くなってしまった場合はきちんと弔ってあげたい、という方が多いでしょう。これまでのペット葬儀では土葬であったり、ペット霊園やペットの火葬業者に依頼する方法が一般的でした。
しかし、地方では霊園が少ないという点など問題点があります。霊園は数こそ増加傾向にありますが、まだまだ多くはないのが現状です。
そんな中最近では、ペットの遺骨を自宅で供養する自宅供養が人気です。長らく連れ添ってきたペットといつまでも一緒にいることを感じられる点や、ペットロスになることを防ぐ点でも需要が高まっています。
近年では自宅供養の需要の増加と共に、お墓のデザイン性も上がってきています。インテリアとして部屋に置いておいても違和感のないものや、アクセサリーとして身につけられるものも登場しています。生活の一部として溶け込むことでいつまでも愛するペットと共にいられる自宅供養は、ペット葬儀の中でもおすすめの方法です。
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火葬する前に返骨可能か確認を
ペットの火葬の際に注意したい点が、「遺骨はきちんと戻ってくるか」という点です。実は火葬業者は会社によって遺骨をすべて返還する業者、一部を返還する業者、返還されない業者の3種類があるのです。
この点に注意して依頼しないと、遺骨が返ってこないというトラブルになりかねません。ペットの遺骨の自宅供養を希望している方は、依頼前に必ず業者に確認するようにしておきましょう
自宅供養のおすすめグッズ
ここではペットの遺骨を自宅供養する際にオススメのグッズをいくつかご紹介していきます。
①Petcoti【ペットコティ】
ペットコティは、家をモチーフとしたデザインで作られているお墓です。お墓の正面部分には名前と生きていた期間、生前の写真が入ります。構造や見た目は非常にシンプルかつ生活に溶け込むデザインで、取り扱いも簡単であるため非常におすすめです。
またお墓本体を取り出した後の箱は、遺品を管理する用の箱に利用することができます。
②名入れ刻印入り遺骨ペンダント　ガラス管入り遺骨カプセル
ペットの遺骨をペンダントとして管理できるグッズです。ステンレス製のペンダントにはペットの名前を刻印することができ、いつまでもペットと一緒にいる感覚を実感できるでしょう。また遺骨のみならず、毛や歯なども収めることができます。
③ペット位牌　クリスタル ガラス ペット仏壇 丸型
こちらはガラス製のお墓で、表面にはペットの写真や名前を入れることができます。リビングや自室などにおいても違和感のないキレイなデザインなので、身近にお墓を置きたい方にはぴったりなのではないでしょうか。
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ペットロスを乗り切るために
ペットロスとは、ペットを亡くしてしまった方が深く悲しむことで心身に異常が出てしまうことです。長年連れ添ったペットは家族も同然。悲しむ気持ちはごく自然なことです。ですがあまりに重症になると病気になってしまうこともあるので、ここでは深刻なペットロスの乗り越え方についてご紹介していきます。
感情を押し殺さない
悲しいときに感情を押し殺して我慢していると、自分の中に悲しみがどんどんたまっていってしまいます。悲しいときは無理せず思い切り泣きましょう。少しは気分が楽になるかもしれませんよ。
現実を受け入れよう
今まで遊んでいたおもちゃや生前の写真、動画……。そういったものをひとつひとつ整理しながら、心の整理もしていきましょう。ペットロスは、ペットが亡くなったという現実が受け入れられずになってしまうことが多いそうです。辛い作業かとは思いますが、亡くなったという現実を受け入れて前を向きましょう。
ひとりで抱え込まない
悩みや辛いことがあるときは我慢せずに親しい人や家族に話しましょう。繰り返しになりますが、我慢することは一番体に悪いことです。思いを吐き出すだけでも気持ちは落ち着くものですよ。
きちんと弔ってあげよう
ペットのお葬式やお墓には弔いの意味はもちろん、心に区切りをつけるという効果もあります。ペットの遺骨を自宅で供養できるお墓や、普段身につけられるペンダントなど、より身近にペットを感じられるグッズが増えてきています。こうした方法で、気持ちを落ち着けましょう。
あなたが悲しむことで、ペットも悲しんでしまう
あなたが辛く、悲しい表情をしていたらペットはどう思うでしょうか。あなたが悲しんでいたら、きっとペットも悲しくなってしまいます。ペットロスになってしまっている方は、天国から見守ってくれているペットのことを思い、生きていきましょう。
ペットロスは非常に辛いものですが、いつかは乗り越えなければなりません。現在悲しみで心が辛い方はこれを参考にして、乗り越える方法を見つけていきましょう。
まだ生きているという方でも別れは突然やってくるものです。一日一日を大切に、ペットとの時間を大切にしてあげてください。
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まとめ
今回はペットの遺骨供養は自宅供養がおすすめである理由や、ペットロスの乗り越え方についてご紹介してきました。
ペットロスは非常に辛いものです。悲しい気持ちはもちろんわかりますが、いつかは乗り越えて、前に進まなければなりません。天国のペットもきっと、飼い主さんの明るく前向きな顔が見たいと思いますよ。
ペットは大切な家族の一員。亡くなってしまった際は、自宅で供養してあげる方法がおすすめです。楽しかった思い出を身近に感じながら、弔ってあげましょう。