車は、今ではキーレスが当たり前になりました。車だけではなく、玄関のドアでも鍵を差し込んでガチャガチャ回すより、パスカードやリモコンをかざしワンタッチで鍵を開ける姿はスマートだし楽そうですよね。
しかし、「キーレスの玄関にはどんなものがあるの?」「もし出先でリモコンをなくしてしまったらどうなるの?」と選ぶときの疑問や使う上での不安もあるのではないでしょうか。今回は気になるキーレスの玄関ドアのデメリットとメリット、鍵交換の相場などをご紹介します。
キーレスの玄関ドアにはどんなものがある?
一口にキーレスの玄関ドアといっても、鍵には種類がいくつかあります。
たとえば暗証番号を入力するタイプ。昔もボタン式やパネルタイプは以前からありましたが、今はさらに進んで液晶画面タイプなどもあります。また、ICカードキーは磁気を使って鍵を開けます。薄くて軽いので、持ち運ぶのにも場所をとりません。
車でおなじみのセンサータッチキーは、鍵のリモコンを持っていればそれが鞄に入っていても指先でドアの鍵本体に触さわるだけで開錠することができます。
ほかにもドアのキー本体のボタンを押し手持ちキーの電波を使って開けるものや、車のように携帯型リモコンのボタンを押して開けるものもあります。さらに最近では指紋認証で開けられるものもあるそうです。
キーレスの玄関は、外から開けるものだけではありませんよね。室内のインターホンの横にリモコンを設置し、鍵を開けにドアの前まで行かなくても内側からキーレスで開けられるタイプもかなり普及してきました。
これはヨーロッパのアパートでもよく使われているタイプのキーレス玄関です。これならわざわざ玄関まで足を運ばなくていいので快適ですね。
こうして見ると一見快適そうですが、キーレスの玄関ドアにはデメリットやメリットがあります。まずは玄関ドアをキーレスにするメリットからご紹介しましょう。
キーレスにはこんなメリットがある!
たくさん種類のあるキーレス玄関ですが、一番のメリットは何といっても鍵を開ける手間がかからないことです。
従来の鍵では、まず鞄やポケットの中から鍵を探し出し鍵穴に差し込んで回して開けます。ドアによってはこの作業を2回しなければならかったり、鍵穴ごとに使う鍵を変えなければならないものもあります。
玄関で鍵を開けるとき、必ずしも荷物が少ないわけではありません。両手に買い物袋を抱えていたり子どもを抱っこしているときでも、キーレス玄関なら苦労なく家に入ることができます。
また、取り付けるキーレスの種類によってはオートロック機能がついており、鍵を閉め忘れる心配がないものもあります。オートロック機能がついていれば急いでいる朝に施錠の心配をすることなく安心して出かけることができるのではないでしょうか。
最近ではスマートフォンのアプリを利用して鍵をかけたり、出先でふと心配になったときにも施錠を確認できるアプリもあります。さらには今の玄関の標準キーに取り付けるだけで玄関をキーレスにできるものもありますよ。
また、キーレスの玄関ドアは防犯性が高いのも魅力の一つです。キーレス玄関ドアでは鍵穴が見つけづらいので、ピッキングに合う確率が減ります。また合鍵を簡単に作れないという点でも安心です。
メリットがたくさんあるキーレスの玄関ドア、次はデメリットについても見てみましょう。
キーレスにはどんなデメリットがあるの?
キーレスの玄関ドアのデメリットとして、まず考えられるのが電池切れです。リモコンキーはもちろんのこと、カードやタッチパネル形式の場合にもドアのキー本体の電池切れが起こります。
また電池切れに限らず、故障すると鍵が開かない可能性もあります。キーレスは便利ですが電子機器なので、従来の鍵に比べると壊れやすいことも特徴の1つです。電池切れとは違いますがカードキーの場合は電波に弱いので、保管場所に気を付けないと壊れてしまうこともあります。
次に、オートロック機能がついているものの場合、家のなかに鍵を忘れると締め出されてしまうということがあります。そうなると業者に連絡し、最悪の場合鍵を壊さなくてはいけないかもしれません。
また、キーレスの玄関ドアには費用がかかるということもあげられます。キーレスのリモコンやカードキーは標準キーに比べてかなり高額なので、なくしたときに新しいものをつくる場合やスペアキーを作るにもかなり値が張ります。
さらにタッチキーの場合には、鍵を玄関に保管することができません。というのも「鞄などに入っているポータブルキーから発射される電波を読み取ってドアのキーが反応、そのうえでドアのボタンを押して開ける」という仕組みなので、ドア付近に鍵を保管していると外側から鍵なしで開けられてしまう可能性もあるからです。
キーレスの費用相場
思わぬ落とし穴があったキーレスの玄関ドアにするデメリットとメリットをふまえた上で、工事の費用についてもご紹介します。
一般的に玄関リフォームの費用相場は幅広く約5万円~50万円ほどです。鍵本体のみを交換するかドアごと交換するかによって値段はさまざまです。ドアの交換でも最近の工事は時間がとても短く済み、だいたい半日から1日で終了するそうです。これが鍵のみの場合はもっと短くなります。
「そんなに早く取り換えられるってことは自分でもできるかもしれない」と思われるかもしれませんが、キーレス玄関の場合はプロに任せることをおすすめします。キーレス玄関の自力での交換はかなり難易度が高く、ドアに穴を開けなければならなかったりと重労働です。また、取り替えのための穴を開ける位置を間違えると、最悪ドアごと交換するということにもなりかねません。
選ぶキータイプによっても料金が変わってくるので、予算と目的に合ったものを探してみましょう。
まとめ
鍵を開ける手間の少なさや、圧倒的な防犯性などで魅力的なのがキーレス玄関ドアです。デメリットもありましたが、その対策も難しくはありません。
鍵を持ち忘れないように出かけたり本体やリモコンの電池を定期的に交換する、また、鍵の保管場所に気を配るといった簡単なことに注意するだけでキーレスの玄関を快適に使うことができます。
玄関のキーレス化が進んでいると同時にピッキングや鍵開けなどの技術も上がっています。大切な家や家族を守るためにも鍵交換のプロに頼んで交換するようにしましょう。
しかし、「キーレスの玄関にはどんなものがあるの?」「もし出先でリモコンをなくしてしまったらどうなるの?」と選ぶときの疑問や使う上での不安もあるのではないでしょうか。今回は気になるキーレスの玄関ドアのデメリットとメリット、鍵交換の相場などをご紹介します。
キーレスの玄関ドアにはどんなものがある?
一口にキーレスの玄関ドアといっても、鍵には種類がいくつかあります。
たとえば暗証番号を入力するタイプ。昔もボタン式やパネルタイプは以前からありましたが、今はさらに進んで液晶画面タイプなどもあります。また、ICカードキーは磁気を使って鍵を開けます。薄くて軽いので、持ち運ぶのにも場所をとりません。
車でおなじみのセンサータッチキーは、鍵のリモコンを持っていればそれが鞄に入っていても指先でドアの鍵本体に触さわるだけで開錠することができます。
ほかにもドアのキー本体のボタンを押し手持ちキーの電波を使って開けるものや、車のように携帯型リモコンのボタンを押して開けるものもあります。さらに最近では指紋認証で開けられるものもあるそうです。
キーレスの玄関は、外から開けるものだけではありませんよね。室内のインターホンの横にリモコンを設置し、鍵を開けにドアの前まで行かなくても内側からキーレスで開けられるタイプもかなり普及してきました。
これはヨーロッパのアパートでもよく使われているタイプのキーレス玄関です。これならわざわざ玄関まで足を運ばなくていいので快適ですね。
こうして見ると一見快適そうですが、キーレスの玄関ドアにはデメリットやメリットがあります。まずは玄関ドアをキーレスにするメリットからご紹介しましょう。
キーレスにはこんなメリットがある!
たくさん種類のあるキーレス玄関ですが、一番のメリットは何といっても鍵を開ける手間がかからないことです。
従来の鍵では、まず鞄やポケットの中から鍵を探し出し鍵穴に差し込んで回して開けます。ドアによってはこの作業を2回しなければならかったり、鍵穴ごとに使う鍵を変えなければならないものもあります。
玄関で鍵を開けるとき、必ずしも荷物が少ないわけではありません。両手に買い物袋を抱えていたり子どもを抱っこしているときでも、キーレス玄関なら苦労なく家に入ることができます。
また、取り付けるキーレスの種類によってはオートロック機能がついており、鍵を閉め忘れる心配がないものもあります。オートロック機能がついていれば急いでいる朝に施錠の心配をすることなく安心して出かけることができるのではないでしょうか。
最近ではスマートフォンのアプリを利用して鍵をかけたり、出先でふと心配になったときにも施錠を確認できるアプリもあります。さらには今の玄関の標準キーに取り付けるだけで玄関をキーレスにできるものもありますよ。
また、キーレスの玄関ドアは防犯性が高いのも魅力の一つです。キーレス玄関ドアでは鍵穴が見つけづらいので、ピッキングに合う確率が減ります。また合鍵を簡単に作れないという点でも安心です。
メリットがたくさんあるキーレスの玄関ドア、次はデメリットについても見てみましょう。
キーレスにはどんなデメリットがあるの?
キーレスの玄関ドアのデメリットとして、まず考えられるのが電池切れです。リモコンキーはもちろんのこと、カードやタッチパネル形式の場合にもドアのキー本体の電池切れが起こります。
また電池切れに限らず、故障すると鍵が開かない可能性もあります。キーレスは便利ですが電子機器なので、従来の鍵に比べると壊れやすいことも特徴の1つです。電池切れとは違いますがカードキーの場合は電波に弱いので、保管場所に気を付けないと壊れてしまうこともあります。
次に、オートロック機能がついているものの場合、家のなかに鍵を忘れると締め出されてしまうということがあります。そうなると業者に連絡し、最悪の場合鍵を壊さなくてはいけないかもしれません。
また、キーレスの玄関ドアには費用がかかるということもあげられます。キーレスのリモコンやカードキーは標準キーに比べてかなり高額なので、なくしたときに新しいものをつくる場合やスペアキーを作るにもかなり値が張ります。
さらにタッチキーの場合には、鍵を玄関に保管することができません。というのも「鞄などに入っているポータブルキーから発射される電波を読み取ってドアのキーが反応、そのうえでドアのボタンを押して開ける」という仕組みなので、ドア付近に鍵を保管していると外側から鍵なしで開けられてしまう可能性もあるからです。
キーレスの費用相場
思わぬ落とし穴があったキーレスの玄関ドアにするデメリットとメリットをふまえた上で、工事の費用についてもご紹介します。
一般的に玄関リフォームの費用相場は幅広く約5万円~50万円ほどです。鍵本体のみを交換するかドアごと交換するかによって値段はさまざまです。ドアの交換でも最近の工事は時間がとても短く済み、だいたい半日から1日で終了するそうです。これが鍵のみの場合はもっと短くなります。
「そんなに早く取り換えられるってことは自分でもできるかもしれない」と思われるかもしれませんが、キーレス玄関の場合はプロに任せることをおすすめします。キーレス玄関の自力での交換はかなり難易度が高く、ドアに穴を開けなければならなかったりと重労働です。また、取り替えのための穴を開ける位置を間違えると、最悪ドアごと交換するということにもなりかねません。
選ぶキータイプによっても料金が変わってくるので、予算と目的に合ったものを探してみましょう。
まとめ
鍵を開ける手間の少なさや、圧倒的な防犯性などで魅力的なのがキーレス玄関ドアです。デメリットもありましたが、その対策も難しくはありません。
鍵を持ち忘れないように出かけたり本体やリモコンの電池を定期的に交換する、また、鍵の保管場所に気を配るといった簡単なことに注意するだけでキーレスの玄関を快適に使うことができます。
玄関のキーレス化が進んでいると同時にピッキングや鍵開けなどの技術も上がっています。大切な家や家族を守るためにも鍵交換のプロに頼んで交換するようにしましょう。
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