最近人気が高まってきたデザインアンテナ。その取り付けをDIYでおこなうこともできるのはご存じでしょうか?
本コラムでは、デザインアンテナの取り付け方法の簡単な説明から、「まずデザインアンテナってどんなもの?」という方のためのデザインアンテナの解説もおこなっていきます。アンテナを取り付ける際、参考にしていただけると幸いです。
そもそもデザインアンテナって?メリットとデメリット
デザインアンテナは、テレビで地上波の放送(現在は地上デジタル放送)を視聴するために必要な「テレビアンテナ」の一種です。「アンテナって屋根の上につきささってる魚の骨みたいなやつでしょ?」と思う方が多いかもしれませんが、それは「八木式アンテナ」という種類のテレビアンテナです。屋根の上など高いところに設置することがほとんどで、今の日本ではもっとも普及しているものです。
一方、「デザインアンテナ」ですが、この一番の特徴が、アンテナらしくない見た目です。
長方形や多角形で平たいものが多く、色も白や黒、ピンクなどシンプルなものがほとんどだと思われます。名前の通りデザイン面でこだわられたテレビアンテナがこのデザインアンテナです。
このアンテナのメリットとしては、
①家の見た目や景観を損ねない
②屋根ではなく壁やベランダに設置するため取り付けが簡単
③手が届くので状態確認やメンテナンスが簡単
などが挙げられます。
一方デメリットとしては、
①屋根より低いので電波の強さが落ちる
②ほかのアンテナより少々価格が高い
などが考えられます。
「地域の電波は強いし、家の外観をスマートにしたい」という方にはぴったりのアンテナでしょう。また、本体価格は少し高いですがデザインアンテナは取り付け作業をDIYでおこなうことができるため、メリットとあわせて考えればお得なアンテナといえるのではないでしょうか。
そもそもデザインアンテナって?メリットとデメリット
まずは取り付け場所を選ぼう
デザインアンテナの取り付けをDIYでおこなう場合、一番最初に慎重に選ばなければいけないのが取り付ける場所です。八木式アンテナよりも電波を受信する力がどうしても弱くなってしまうので、設置場所が大きく影響してきます。
テレビアンテナには指向性というものがあります。これは決まった方角の決まった相手と電波を送受信し、ノイズなどを最大限排除するための性能です。ですからたとえ電波が強い地域でも、アンテナの向きがあっていなければうまくテレビ電波を受信してくれません。十分注意して設置場所を決めましょう。
アンテナの設置場所と向きを決めるには、テレビ電波が発信されてくる方向を知る必要があります。全国各地に中継局があるので、自宅からもっとも近いものを調べましょう。くわしいテレビ電波の送信エリアなどは住所からインターネットで調べることができるので、正確な情報を覚えておくのがおすすめです。
また、アンテナの向く方向に大きな木やビルなどといった障害物があると、せっかく来ている電波を遮ってしまうことがあるので、できるかぎり見通しがいいところに設置するというのも覚えておいてください。
デザインアンテナ取り付けの手順
いよいよデザインアンテナの取り付けをDIYでおこなっていきましょう。デザインアンテナは家電量販店にも売っていますが、ネット通販でも買うことができます。基本的には通販で購入しても設置に必要な部品はすべて付属品として同封されているはずですが、不安がある方は直接家電量販店を訪問して店員と相談しながら購入するといいでしょう。今回はデザインアンテナを家の壁に取り付ける場合の手順を簡単に解説しましょう。
①壁面取り付け金具を壁に取り付ける
「壁面取り付け金具」を、市販のねじかボルトで壁に固定します。このあとアンテナをとりつけるものですので、アンテナが落ちてしまうことがないようにしっかり固定しましょう。
②壁面取り付け金具にアンテナ本体を挿入する
基本的にはアンテナの裏側、下のほうに挿入部位があると思われます。そこに金具を挿入しましょう。
③ケーブルを接続する
アンテナにケーブルを接続していきます。地デジを見るための同軸ケーブルは、アンテナには付属していないので注意してください。
④アンテナの向きを調整
アンテナを、電波を送信している電波塔か中継局の方向に向けるのですが、この時点まで来たらテレビの受信レベル表示を見ながら調整したほうが確実でしょう。テレビは「メニュー」→「受信設定」で電波の受信レベルを確認できるものが多いです。
⑤テレビが映り、安定して電波を受信できる方向がわかったらアンテナの固定ボルトを締めて完了です。壁から落ちてしまわないようにしっかり締めましょう。
デザインアンテナ取り付けの手順
難しいときは無理せず業者に相談しよう
ここまでデザインアンテナ取り付けのDIY手順を簡単にご紹介しましたが、自分で作業するというのはあくまでも自己責任です。
必要な部品を使っていないことで故障した、取り付け方が間違っているかどうかもわからないということにならないよう、アンテナ工事を専門におこなってくれる業者に依頼するのも大切です。不安だったり自信がない場合は、無理せず問い合わせて相談してみましょう。
おすすめアンテナ工事サービス
まとめ
デザインアンテナは見た目がスマートなので景観を壊さない、壁やベランダに簡単に設置できる、手が届く場所なので状態確認やメンテナンスに危険をともなわないというメリットがあります。
しかし、屋根より低いので電波の強さが落ちる、ほかのアンテナより少々価格が高いというデメリットも考えられます。自分の需要にあった種類のアンテナを選ぶことが大切です。
デザインアンテナの取り付けはDIYでも可能ですが、故障や電波不良など万が一の場合のことが心配ならば、アンテナ工事のプロに問い合わせて取り付けを依頼することも大切です。
ぜひこのコラムを参考にして、おしゃれなデザインアンテナで快適にテレビを楽しみましょう!
本コラムでは、デザインアンテナの取り付け方法の簡単な説明から、「まずデザインアンテナってどんなもの?」という方のためのデザインアンテナの解説もおこなっていきます。アンテナを取り付ける際、参考にしていただけると幸いです。
そもそもデザインアンテナって?メリットとデメリット
デザインアンテナは、テレビで地上波の放送(現在は地上デジタル放送)を視聴するために必要な「テレビアンテナ」の一種です。「アンテナって屋根の上につきささってる魚の骨みたいなやつでしょ?」と思う方が多いかもしれませんが、それは「八木式アンテナ」という種類のテレビアンテナです。屋根の上など高いところに設置することがほとんどで、今の日本ではもっとも普及しているものです。
一方、「デザインアンテナ」ですが、この一番の特徴が、アンテナらしくない見た目です。
長方形や多角形で平たいものが多く、色も白や黒、ピンクなどシンプルなものがほとんどだと思われます。名前の通りデザイン面でこだわられたテレビアンテナがこのデザインアンテナです。
このアンテナのメリットとしては、
①家の見た目や景観を損ねない
②屋根ではなく壁やベランダに設置するため取り付けが簡単
③手が届くので状態確認やメンテナンスが簡単
などが挙げられます。
一方デメリットとしては、
①屋根より低いので電波の強さが落ちる
②ほかのアンテナより少々価格が高い
などが考えられます。
「地域の電波は強いし、家の外観をスマートにしたい」という方にはぴったりのアンテナでしょう。また、本体価格は少し高いですがデザインアンテナは取り付け作業をDIYでおこなうことができるため、メリットとあわせて考えればお得なアンテナといえるのではないでしょうか。
そもそもデザインアンテナって?メリットとデメリット
まずは取り付け場所を選ぼう
デザインアンテナの取り付けをDIYでおこなう場合、一番最初に慎重に選ばなければいけないのが取り付ける場所です。八木式アンテナよりも電波を受信する力がどうしても弱くなってしまうので、設置場所が大きく影響してきます。
テレビアンテナには指向性というものがあります。これは決まった方角の決まった相手と電波を送受信し、ノイズなどを最大限排除するための性能です。ですからたとえ電波が強い地域でも、アンテナの向きがあっていなければうまくテレビ電波を受信してくれません。十分注意して設置場所を決めましょう。
アンテナの設置場所と向きを決めるには、テレビ電波が発信されてくる方向を知る必要があります。全国各地に中継局があるので、自宅からもっとも近いものを調べましょう。くわしいテレビ電波の送信エリアなどは住所からインターネットで調べることができるので、正確な情報を覚えておくのがおすすめです。
また、アンテナの向く方向に大きな木やビルなどといった障害物があると、せっかく来ている電波を遮ってしまうことがあるので、できるかぎり見通しがいいところに設置するというのも覚えておいてください。
デザインアンテナ取り付けの手順
いよいよデザインアンテナの取り付けをDIYでおこなっていきましょう。デザインアンテナは家電量販店にも売っていますが、ネット通販でも買うことができます。基本的には通販で購入しても設置に必要な部品はすべて付属品として同封されているはずですが、不安がある方は直接家電量販店を訪問して店員と相談しながら購入するといいでしょう。今回はデザインアンテナを家の壁に取り付ける場合の手順を簡単に解説しましょう。
①壁面取り付け金具を壁に取り付ける
「壁面取り付け金具」を、市販のねじかボルトで壁に固定します。このあとアンテナをとりつけるものですので、アンテナが落ちてしまうことがないようにしっかり固定しましょう。
②壁面取り付け金具にアンテナ本体を挿入する
基本的にはアンテナの裏側、下のほうに挿入部位があると思われます。そこに金具を挿入しましょう。
③ケーブルを接続する
アンテナにケーブルを接続していきます。地デジを見るための同軸ケーブルは、アンテナには付属していないので注意してください。
④アンテナの向きを調整
アンテナを、電波を送信している電波塔か中継局の方向に向けるのですが、この時点まで来たらテレビの受信レベル表示を見ながら調整したほうが確実でしょう。テレビは「メニュー」→「受信設定」で電波の受信レベルを確認できるものが多いです。
⑤テレビが映り、安定して電波を受信できる方向がわかったらアンテナの固定ボルトを締めて完了です。壁から落ちてしまわないようにしっかり締めましょう。
デザインアンテナ取り付けの手順
難しいときは無理せず業者に相談しよう
ここまでデザインアンテナ取り付けのDIY手順を簡単にご紹介しましたが、自分で作業するというのはあくまでも自己責任です。
必要な部品を使っていないことで故障した、取り付け方が間違っているかどうかもわからないということにならないよう、アンテナ工事を専門におこなってくれる業者に依頼するのも大切です。不安だったり自信がない場合は、無理せず問い合わせて相談してみましょう。
おすすめアンテナ工事サービス
まとめ
デザインアンテナは見た目がスマートなので景観を壊さない、壁やベランダに簡単に設置できる、手が届く場所なので状態確認やメンテナンスに危険をともなわないというメリットがあります。
しかし、屋根より低いので電波の強さが落ちる、ほかのアンテナより少々価格が高いというデメリットも考えられます。自分の需要にあった種類のアンテナを選ぶことが大切です。
デザインアンテナの取り付けはDIYでも可能ですが、故障や電波不良など万が一の場合のことが心配ならば、アンテナ工事のプロに問い合わせて取り付けを依頼することも大切です。
ぜひこのコラムを参考にして、おしゃれなデザインアンテナで快適にテレビを楽しみましょう!
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