こんにちは。みなさんから寄せられたテクノロジーのお悩みに答える「Tech 911」のコーナーです。今回は、意外なほど悩んでいる人が多い問題について考えましょう。それは「OSやソフトのアップデート」です。
大幅な機能改善をうたっている最新バージョンに、愛用のソフトやOSをアップデートすべきだろうか?
でも、かえって使いにくくなったらどうしよう? こんなジレンマを抱えている人は、確かに、けっこういるはずです。
Mikeさんの場合は、フォーラムなどを探せば、iPhone 5sにiOS 12をインストールした場合の使用感をくわしく説明している投稿が山ほど見つかるはずです。
ベンチマークやテスト結果などの詳細データを見つけるのは難しくても、体験談があれば、多少パフォーマンスが落ちても(仮に落ちるとしたらの話ですが)アップデートするだけの価値があるか、ぐらいのことは判断できるでしょう。
私も、複数のフォーラムを検索して、以下のような投稿を見つけました。
iOS 12が古いiPhoneを極端にスローダウンさせることはないので、パフォーマンスへの影響はなさそう。
ただし、Mikeさんの言うように、ストレージ容量が足りなくなるのではとの懸念は残ります。
対策として、iPhoneをコンピューターに接続し、アップデートされたiTunes経由で、iOS 12をデバイスにインストールする方法を試してみてください。
ワイヤレス(Over The Air)アップデートはやめておきましょう。これで、ストレージ容量をギリギリまで節約できます。
ほかにも、どのファイルがデバイスに保存されているのかを確かめ、手作業で不要なファイルを削除して容量を確保する方法もあります。私が書いた別の米Lifehacker記事でも、iOS端末でストレージの空き容量を増やす方法をいくつか紹介しているので、参考にしてください。
まずは、iPhoneのバックアップを作成し、端末をコンピューターに接続してiTunesを起動。
「iPhoneを復元…」を選んで、iOS 12のインストールと「クリーン」インストールの両方をいっぺんに済ませます。
「クリーン」が「 」つきなのは、最終的には、先ほど作成したバックアップから復元するので、実際は完全なクリーンインストールにはならないないからです。
さらに説明やアドバイスが必要なら、ぜひお知らせください!
大幅な機能改善をうたっている最新バージョンに、愛用のソフトやOSをアップデートすべきだろうか?
でも、かえって使いにくくなったらどうしよう? こんなジレンマを抱えている人は、確かに、けっこういるはずです。
iPhone 5 をiOS 12にアップデートすべき?
そんな中、米Lifehacker読者のMikeさんが、以下のような相談を寄せてくれました。妻も私もスマホは『iPhone 5s』を使っていますし、Macも使いはじめてそろそろ10年になろうかというところです。
そんな私たちなのですが、妻が昨日、彼女のiPhone 5sを「iOS 12.0.1」へアップグレードしようと思い立ち、バックアップもとらずに作業をはじめました。これにはおそらく、つい最近までMacで「Mavericks」(OS X 10.9)を使っていたことも関係していると思います。このバージョンのMacにiPhoneをつないでも、同期してくれません。
そこで質問です。私たち夫婦のように大昔の機種を使っている場合でも、iOS 12にアップグレードして良いものなのでしょうか?
結論:アップデートしてもOK。ただし…
実にタイミングの良い質問ですね。私のおすすめは、ウェブ検索で体験談を探し、それをもとに、メジャーアップデートをインストールする前に、どんな感じかを探るという方法です。ズバリ言えば、「人柱」を見つけるべし、ということです。Mikeさんの場合は、フォーラムなどを探せば、iPhone 5sにiOS 12をインストールした場合の使用感をくわしく説明している投稿が山ほど見つかるはずです。
ベンチマークやテスト結果などの詳細データを見つけるのは難しくても、体験談があれば、多少パフォーマンスが落ちても(仮に落ちるとしたらの話ですが)アップデートするだけの価値があるか、ぐらいのことは判断できるでしょう。
私も、複数のフォーラムを検索して、以下のような投稿を見つけました。
GSMArena
iOS 12に関して、目につく改善点の多くは、アニメーション表示や画面遷移に関するものです。このように表示の速度に関しては、iOS 12にすることでメリットを感じることはできそうです。
ある表示から別の表示に移る時、例えばアプリを開く/閉じる、テキストボックスを開けた時にキーボードが表示されるのを待つ、画面をスワイプしてコントロールセンターを表示するといった操作を行った時に、機能向上を実感できるはずです。
iOS 12で、Appleはこれらのプロセス表示をかなり簡略化したので、待たされている感はなくなりましたし、表示自体にもぎこちなさはありません。
CNET
iOS 12ベータでは、『Safari』や『メール』などのアプリの動作が目に見えて速くなりました。一方、『天気』や『マップ』など、そのほかのアプリでは、変化はほとんど見られませんでした。アプリに関してはこのような変化があるということ。ただ、今の速度で満足しているようなら特別なアップデートは必要ないかもしれません。
容量の心配は残る
私の個人的な意見を言えば、古い端末をiOS 12にアップデートしてもまず大丈夫です。iOS 12が古いiPhoneを極端にスローダウンさせることはないので、パフォーマンスへの影響はなさそう。
ただし、Mikeさんの言うように、ストレージ容量が足りなくなるのではとの懸念は残ります。
対策として、iPhoneをコンピューターに接続し、アップデートされたiTunes経由で、iOS 12をデバイスにインストールする方法を試してみてください。
ワイヤレス(Over The Air)アップデートはやめておきましょう。これで、ストレージ容量をギリギリまで節約できます。
ほかにも、どのファイルがデバイスに保存されているのかを確かめ、手作業で不要なファイルを削除して容量を確保する方法もあります。私が書いた別の米Lifehacker記事でも、iOS端末でストレージの空き容量を増やす方法をいくつか紹介しているので、参考にしてください。
思い切ったアップデートもあり
また、思い切った手が必要な場合は、より抜本的なアップデート方法も検討してみてください。まずは、iPhoneのバックアップを作成し、端末をコンピューターに接続してiTunesを起動。
「iPhoneを復元…」を選んで、iOS 12のインストールと「クリーン」インストールの両方をいっぺんに済ませます。
「クリーン」が「 」つきなのは、最終的には、先ほど作成したバックアップから復元するので、実際は完全なクリーンインストールにはならないないからです。
さらに説明やアドバイスが必要なら、ぜひお知らせください!
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