さて、先日のMWC 2019では海外法人市場向けにAMDを採用した「14e Chromebook」というものをリリースしているレノボですが、日本国内向けでは、2018年にリリースされた「300e Chromebook」と「500e Chromebook」をアップグレードして2019年モデルとして発売することを発表しています。
ということで、今回発売された「300e Chromebook」と「500e Chromebook」のスペックをまとめておきます。
今回の2機種についてのスペックはこんな感じになっています。
ディスプレイはどちらも11.6インチのIPS方式で、HD解像度となっています。
今回も360度ヒンジを採用しているので、どちらのモデルもタブレットモードとして利用することが可能になっていますが、専用スタイラスは「500e」のみ付属となっているところにご注意ください。
基本的には小中学生を対象とする教育現場向けのChromebookですので、堅牢性に重きを置いているところは変わりません。
この点も含めて2019年モデルはどちらも基本的な構成には大きな違いは見られませんが、2018年モデルから比較すると、採用CPUが新しいものに変更されていますので、いずれもCPU性能が向上しています。
CPU性能について
以前、ChromebookのCPUについてまとめた記事 を参考にデータを出しておきます。
2018年の「300e」と「500e」が、それぞれMT8173CとN3450を採用しています。
スコア的には、2019年モデルは前モデルに比べて多少パワフルになっていると言えます。
こうしてみると、2019年モデルの方がより「300e」と「500e」の違いがはっきりと出た感じがありますね。
いずれにしても、11.6インチという大きさを考えると、性能面では作業的にどちらも問題ないかと思います。ただ、それでもより多くのことをゆとりをもって作業したいと思えば「500e」が良いかな。
まとめ
ということで、ざっくりと今回2019年モデルが発売される「300e Chromebook」と「500e Chromebook」についてまとめておきました。
相変わらず重さが気になるところですが、1.35㎏ならまだ良い方かな…。
堅牢さを重視しつつ、スペックもそれなりに良いものを搭載していますので、3~4年で交換という流れを考えれば、どちらの機種も悪くないんじゃないかと思います。
あとは専用スタイラスが必要かどうかってところでしょうか。
価格については、2018年モデルと大きな違いはないので、まあこんなもんかという感じです。
できれば「500e」が税込みで5万円台に収まってほしかったというのが本音のところですが、全体的な仕上がりを考えれば、アリかな。
にしても、この感じを見るに、Lenovoは教育現場向けに11.6インチChromebookの普及を今後狙っていくということなんでしょう。
そうすると、先日出てきたAMD搭載の14インチChromebookは、日本国内だと期待できないっぽいのが残念。あれも法人向けChromebookとして良さそうなんだけど…。
まあ法人向けにはWinでThinkPadとかもあるので食い合っちゃうのを避けるって意味もあるかもしれませんね。
ということで、今回発売された「300e Chromebook」と「500e Chromebook」のスペックをまとめておきます。
スペックについて
300e Chromebook | 500e Chromebook | |
ディスプレイ | 11.6インチ IPS 1,366×768 タッチ対応 |
|
CPU | Celeron N4000 | Celeron N4100 |
RAM | 4GB | |
内部ストレージ | 32GB | |
外部ストレージ | microSD | |
ポート | USB-C(3.1 Gen1) ×2 USB-A(3.1 Gen1) ×1 イヤホンジャック |
|
フロントカメラ | 5MP | |
バッテリー | 最大10時間 | |
その他 | MIL-STD 810G 準拠 | レノボ電子ペン付属 MIL-STD 810G 準拠 |
サイズ | 幅290×奥行204 ×厚み20.35mm |
|
重さ | 1.35kg | 1.32㎏ |
価格 | 48,000円(税別) | 58,000円(税別) |
ディスプレイはどちらも11.6インチのIPS方式で、HD解像度となっています。
今回も360度ヒンジを採用しているので、どちらのモデルもタブレットモードとして利用することが可能になっていますが、専用スタイラスは「500e」のみ付属となっているところにご注意ください。
基本的には小中学生を対象とする教育現場向けのChromebookですので、堅牢性に重きを置いているところは変わりません。
この点も含めて2019年モデルはどちらも基本的な構成には大きな違いは見られませんが、2018年モデルから比較すると、採用CPUが新しいものに変更されていますので、いずれもCPU性能が向上しています。
CPU性能について
以前、ChromebookのCPUについてまとめた記事 を参考にデータを出しておきます。
ベース | 最大 | コア | Geekbenchシングル | Geekbenchマルチ | PASSMARK | Cinebench R15 | |
MT8173C | 2.2GHz | – | 4 | 1204 | 3305 | – | – |
N3450 | 1.1GHz | 2.2GHz | 4 | 1318 | 3737 | 1768 | 143 |
N4000 | 1.1GHz | 2.6GHz | 2 | 1858 | 3137 | 1462 | 138 |
N4100 | 1.1GHz | 2.4GHz | 4 | 1732 | 4872 | 2310 | 176 |
スコア的には、2019年モデルは前モデルに比べて多少パワフルになっていると言えます。
こうしてみると、2019年モデルの方がより「300e」と「500e」の違いがはっきりと出た感じがありますね。
いずれにしても、11.6インチという大きさを考えると、性能面では作業的にどちらも問題ないかと思います。ただ、それでもより多くのことをゆとりをもって作業したいと思えば「500e」が良いかな。
まとめ
ということで、ざっくりと今回2019年モデルが発売される「300e Chromebook」と「500e Chromebook」についてまとめておきました。
相変わらず重さが気になるところですが、1.35㎏ならまだ良い方かな…。
堅牢さを重視しつつ、スペックもそれなりに良いものを搭載していますので、3~4年で交換という流れを考えれば、どちらの機種も悪くないんじゃないかと思います。
あとは専用スタイラスが必要かどうかってところでしょうか。
価格については、2018年モデルと大きな違いはないので、まあこんなもんかという感じです。
できれば「500e」が税込みで5万円台に収まってほしかったというのが本音のところですが、全体的な仕上がりを考えれば、アリかな。
にしても、この感じを見るに、Lenovoは教育現場向けに11.6インチChromebookの普及を今後狙っていくということなんでしょう。
そうすると、先日出てきたAMD搭載の14インチChromebookは、日本国内だと期待できないっぽいのが残念。あれも法人向けChromebookとして良さそうなんだけど…。
まあ法人向けにはWinでThinkPadとかもあるので食い合っちゃうのを避けるって意味もあるかもしれませんね。
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