TCLがMWC19でフォルダブルディスプレーを展示
アルカテルから折り曲げスマホが登場か
MWC19 BarcelonaのTCLブースには、同社が製造するAlcatelブランドやBlackBerryブランドのスマートフォンが展示されていましたが、グループ会社でディスプレーの製造開発を行うCSOT(チャイナスター)が、折り曲げ可能なディスプレーを参考展示。またそのディスプレーを搭載したスマートフォンのコンセプトモデルが展示されていました。
CSOTが展示していたのは外側に折るタイプと内側に折るタイプ、2種類のディスプレーです。いずれも有機ELでタッチパネルも貼り付けられています。すなわち、このままこのディスプレーの内部にスマートフォンの基板を組み込めば、すぐにフォルダブルスマートフォンを開発できることになります。
ディスプレーは7.2型(2048×1536ドット)。内折りタイプのディスプレーはヒンジ部分のカーブが3mmということで、サムスンの「Galaxy Fold」のようにヒンジ部分が完全に折り畳めるのではなく、若干の曲面のすき間が開くようです。
一方、外折りタイプのディスプレーはヒンジ部分の最小カーブが5mmと、内折りタイプよりもより大きなすき間が必要となります。
TCLは、このディスプレーを組み込んだスマートフォンのコンセプトモデルを「DragonHinge」(ドラゴンヒンジ)と名付けています。展示されているモデルを見ると、背面にはカメラらしき穴が4つ並んでいます。
3カメラ+フラッシュという構成かもしれませんが、コンセプトモデルのため製品化の際はカメラ周りのデザインも変更になるでしょう。そして閉じてもスマートフォンとして使えるように、外側にもディスプレーが搭載されています。
また、一般的なサイズのスマートフォンを縦に折りたためる形状のモデルも展示されていました。こちらは折りたたんだ状態での展示で、ヒンジ部分が完全に密着していない形状であることがわかります。7.2型ディスプレーのモデルもこれくらいの浮きが生じるのでしょう。ウェアラブル機器への展開なども考えられるかもしれません。
アルカテルから折り曲げスマホが登場か
MWC19 BarcelonaのTCLブースには、同社が製造するAlcatelブランドやBlackBerryブランドのスマートフォンが展示されていましたが、グループ会社でディスプレーの製造開発を行うCSOT(チャイナスター)が、折り曲げ可能なディスプレーを参考展示。またそのディスプレーを搭載したスマートフォンのコンセプトモデルが展示されていました。
CSOTが展示していたのは外側に折るタイプと内側に折るタイプ、2種類のディスプレーです。いずれも有機ELでタッチパネルも貼り付けられています。すなわち、このままこのディスプレーの内部にスマートフォンの基板を組み込めば、すぐにフォルダブルスマートフォンを開発できることになります。
ディスプレーは7.2型(2048×1536ドット)。内折りタイプのディスプレーはヒンジ部分のカーブが3mmということで、サムスンの「Galaxy Fold」のようにヒンジ部分が完全に折り畳めるのではなく、若干の曲面のすき間が開くようです。
一方、外折りタイプのディスプレーはヒンジ部分の最小カーブが5mmと、内折りタイプよりもより大きなすき間が必要となります。
TCLは、このディスプレーを組み込んだスマートフォンのコンセプトモデルを「DragonHinge」(ドラゴンヒンジ)と名付けています。展示されているモデルを見ると、背面にはカメラらしき穴が4つ並んでいます。
3カメラ+フラッシュという構成かもしれませんが、コンセプトモデルのため製品化の際はカメラ周りのデザインも変更になるでしょう。そして閉じてもスマートフォンとして使えるように、外側にもディスプレーが搭載されています。
また、一般的なサイズのスマートフォンを縦に折りたためる形状のモデルも展示されていました。こちらは折りたたんだ状態での展示で、ヒンジ部分が完全に密着していない形状であることがわかります。7.2型ディスプレーのモデルもこれくらいの浮きが生じるのでしょう。ウェアラブル機器への展開なども考えられるかもしれません。
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