サムスン電子は、「MWC2019 Barcelona」のブースに、「Galaxy Fold」や「Galaxy S10 5G」を出展した。同社は、MWCの前週にあたる2月20日(現地時間)に米サンフランシスコで「Galaxy UNPACKED 2019」を開催し、「Galaxy S10」シリーズ3機種や上記2機種を発表している。一方で、UNPACKEDではGalaxy FoldとGalaxy S10 5Gの2機種とも実機の展示がなく、カンファレンス中の映像で紹介されるにとどまっていた。そのため、2機種はMWCで初めて実機が披露された形になる。
7.3インチの大画面で、映像が大きく映し出されていることが分かる。画面右上には、デュアルカメラを収めたノッチがある。背面の展示は、折り曲げる途中の状態。トリプルカメラや折り曲げを実現するためのヒンジが搭載されていることが見て取れる。閉じたまま使えるようにするため、背面にはサブディスプレイが搭載されているが、こちらには映像は表示されていなかった。
ただし、Galaxy Foldはガラスケースの中に収められた状態で、さらに人が近づけないよう、テープで四方がふさがれる“厳戒態勢”が敷かれていた。ケースは反射が強く、離れていると細かい点まではよく見えなかったのが実情。正面と背面以外の状態を確認することも難しかった。開いたまま展示されていたGalaxy Foldには、製品紹介の映像が流れていたが、ユーザーインターフェイスなどの確認はできていない。
厳密にいえば、展示されていた端末が本当に実機なのかも判別が難しい。4月26日の発売まで、すでに2カ月を切っており、UNPACKEDのデモでは実機がきちんと動作していたため、もう少し積極的に展示機を用意してもいいのではと感じた。
これに対し、Galaxy S10 5Gは来場者が自由に触れる実機が多数置かれており、サイズ感や使用感などを確認することができた。ただし、こちらも動作モックに近いもので、設定を確認してみたが、モバイルネットワークの項目では5Gの選択肢が用意されておらず、LTEにつながっていた。また、他のGalaxy S10シリーズにない機能として、3D Depthカメラが搭載されているが、説明員によると展示機では有効になっていないという。
持った印象は、Galaxy S10+をさらに大きくした端末という印象。小型にすればするほどアンテナ設計の難易度が上がることもあり、Galaxy S10 5Gは6.7インチと非常に大きなディスプレイを搭載する。ディスプレイは上下のベゼルも細く、右上にはインカメラを2つ搭載。カメラの周囲だけをくりぬいたInfinity-O Displayが採用されているのは、他のGalaxy S10シリーズと同じだ。
背面を見ると、サムスンのロゴの上に、5Gのマークがあしらわれている。その上にはカメラが搭載されているが、同じトリプルカメラのGalaxy S10+やGalaxy S10よりもカメラモジュール部分の面積が広く取られている。これは、上記に挙げた3D Depthカメラを備えているためで、よく見るとトリプルカメラの横にもう1つセンサーが載っていることが分かる。
超音波式の画面内指紋センサーや、Qiで他の機器を充電できる「Wireless PowerShare」などの機能は他のモデルと共通。左側面には音量ボタンに加え、Bixbyボタンも搭載されている。厚みは他のモデルとほぼ同じで数値上も7.94mmと、0.1mm程度しか違いがない。「Galaxy S10e」とほぼ同等で、5G対応ながら非常に薄く仕上げてきたという印象を受けた。
ちなみに、サムスン電子のブースではLTE接続までしかできなかったが、クアルコムのブースではエリクソンの基地局から電波を放射し、5Gで通信している様子が確認できた。サムスン電子の説明員によると、Galaxy S10 5Gはミリ波とSub-6のどちらにも対応できる予定で、発売する地域やキャリアに合わせて仕様を変えていくという。
7.3インチの大画面で、映像が大きく映し出されていることが分かる。画面右上には、デュアルカメラを収めたノッチがある。背面の展示は、折り曲げる途中の状態。トリプルカメラや折り曲げを実現するためのヒンジが搭載されていることが見て取れる。閉じたまま使えるようにするため、背面にはサブディスプレイが搭載されているが、こちらには映像は表示されていなかった。
ただし、Galaxy Foldはガラスケースの中に収められた状態で、さらに人が近づけないよう、テープで四方がふさがれる“厳戒態勢”が敷かれていた。ケースは反射が強く、離れていると細かい点まではよく見えなかったのが実情。正面と背面以外の状態を確認することも難しかった。開いたまま展示されていたGalaxy Foldには、製品紹介の映像が流れていたが、ユーザーインターフェイスなどの確認はできていない。
厳密にいえば、展示されていた端末が本当に実機なのかも判別が難しい。4月26日の発売まで、すでに2カ月を切っており、UNPACKEDのデモでは実機がきちんと動作していたため、もう少し積極的に展示機を用意してもいいのではと感じた。
これに対し、Galaxy S10 5Gは来場者が自由に触れる実機が多数置かれており、サイズ感や使用感などを確認することができた。ただし、こちらも動作モックに近いもので、設定を確認してみたが、モバイルネットワークの項目では5Gの選択肢が用意されておらず、LTEにつながっていた。また、他のGalaxy S10シリーズにない機能として、3D Depthカメラが搭載されているが、説明員によると展示機では有効になっていないという。
持った印象は、Galaxy S10+をさらに大きくした端末という印象。小型にすればするほどアンテナ設計の難易度が上がることもあり、Galaxy S10 5Gは6.7インチと非常に大きなディスプレイを搭載する。ディスプレイは上下のベゼルも細く、右上にはインカメラを2つ搭載。カメラの周囲だけをくりぬいたInfinity-O Displayが採用されているのは、他のGalaxy S10シリーズと同じだ。
背面を見ると、サムスンのロゴの上に、5Gのマークがあしらわれている。その上にはカメラが搭載されているが、同じトリプルカメラのGalaxy S10+やGalaxy S10よりもカメラモジュール部分の面積が広く取られている。これは、上記に挙げた3D Depthカメラを備えているためで、よく見るとトリプルカメラの横にもう1つセンサーが載っていることが分かる。
超音波式の画面内指紋センサーや、Qiで他の機器を充電できる「Wireless PowerShare」などの機能は他のモデルと共通。左側面には音量ボタンに加え、Bixbyボタンも搭載されている。厚みは他のモデルとほぼ同じで数値上も7.94mmと、0.1mm程度しか違いがない。「Galaxy S10e」とほぼ同等で、5G対応ながら非常に薄く仕上げてきたという印象を受けた。
ちなみに、サムスン電子のブースではLTE接続までしかできなかったが、クアルコムのブースではエリクソンの基地局から電波を放射し、5Gで通信している様子が確認できた。サムスン電子の説明員によると、Galaxy S10 5Gはミリ波とSub-6のどちらにも対応できる予定で、発売する地域やキャリアに合わせて仕様を変えていくという。
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