ASUSは8月29日、CPUにRyzenを採用した15.6型ゲーミングノート「TUF Gaming FX505DT」シリーズを発売した。下位モデルの「FX505DT-R5G1650S」は、CPUにRyzen 5 3550H(4コア/8スレッド、2.1~3.7GHz)を搭載し、メモリ容量8GBで、税別直販価格は72,545円と、非常にリーズナブルなのが特徴だ。
米国国防総省が定めるMIL規格に準拠しており、高温多湿や低温環境などでも運用できる頑丈さが特徴。専用ダストホールでホコリを排出する仕組みを取り入れ、内部での蓄積を最小限に抑制する。
GPUにはGeForce GTX 1650を採用し、ストレージはPCIe 3.0 x2接続の512GB SSD、ディスプレイはリフレッシュレート144Hz対応の15.6型フルHD(1,920×1,080ドット)液晶。OSはWindows 10 Homeを搭載。この価格でディスクリートGPUと144Hz液晶を備えているのはポイントが高い。
インターフェイスは、USB 3.0×2、USB 2.0、HDMI、Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)、Bluetooth 5.0、Gigabit Ethernet、92万画素Webカメラ、2+2Wステレオスピーカー、アレイマイク、音声入出力端子などを装備。
本体サイズは360×262×26.7mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.25kg。バッテリ駆動時間は約3.9時間。
CPUとGPUを個別に冷却するデュアルファンクーラー、ベゼル幅6.5mmの狭額縁設計、浅い押し込みでも入力を検知できるオーバーストローク技術採用の英語キーボード、DTS Headphone: Xによるバーチャル7.1チャネルサラウンドなどの特徴も備えている。
ソフト面では、キーボードのイルミネーション設定や、CPU/GPUの状態を管理、モニタリングするツールとして「Amoury Crate」がインストールされる。
1世代前とはなるものの、Ryzen 5を採用し、GeForce GTX 1650を搭載して7万円台で購入できるコストパフォーマンスの高さは本製品の魅力の1つ。フルサイズのノートPCとして見てもコスパに優れるので、ゲーム用途にこだわらず、自宅でのテレワーク用途などに向くノートPCといえるだろう。
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